2018/09/15
9月15日〜17日の二泊三日で、「みんなで作る!子ども村」を実施いたしました。「子ども村」は、自然がとっても豊かな福島県東白川郡鮫川村で農業体験、自然遊び、料理、動物のお世話など、“一つの村で暮らすように過ごす”ことがコンセプトの活動です。今回は6月に続いて第2回目となります。鮫川村で自然体験・里山体験を多くの子どもたちに向けて提供してきた「NPO法人あぶくまエヌエスネット」さんにご協力を頂いて実施いたしました。今回は、福島民報社様が主催されている「ふくしま ほんとの空プロジェクト」の一環として、福島県内の子どもたちとの交流体験活動を行いました。
集合は東京駅!前回も参加してくれた子どもたちがなんと半数以上となる今回のキャンプ。顔を合わせたら普段も会ってたかのように自然に話し始めています。何ヶ月ぶりの感じがしません。「特急ひたち」で福島県の勿来駅に向かいます。車内では流行りの手遊びやカードゲーム、楽しいおしゃべりが止まりません!初めての子ども達が慣れるのにも時間は必要ありませんでした。
「駅に着いた〜!」と到着を喜ぶも、まだまだ!現地スタッフと合流し、マイクロバスに乗って宿泊場所へ向かいます。到着すると、ついに福島県から参加するお友達とご対面!緊張気味ですが、自己紹介は後にして、炊き込みご飯のお昼です。たくさんのお友達が「美味しい〜!」とお代わりをするほどの絶品ご飯は、参加する子ども達の緊張も緩めてくれました。
ご飯が終わったら自己紹介です。どうやらこのキャンプでは、自由遊びやドラム缶風呂、農作業を楽しみに参加した子が多いようです。今回は、たくさんのお友達がいて、チームに分かれて動くこともあるので、チームの名前を子ども達で決めて、「Team free」と「レインボー」となりました。合流した東京と福島の子ども達がみんなでたくさんの意見を出し合って、ステキな名前が付きました。
さて、次は村内散策です。広い敷地内には、動物がいて、山も川もあって、ボルダリングや工作コーナーも!危ないところや、遊ぶ時のルールなどを全員で確認して周りました。今夜はテントで寝るチームもあるので、テント設営です。長い枠組みや大きなシートやテントはみんなで協力しないと作れません。「手伝うよ!」「こうすればいいんだよ!」自然と声が飛び交って、無事にテントを作ることが出来ました。
さぁ、ついに自由遊びです!遊びたいところに一斉に駆け出しました。途中、「あっちも行ってくる!」と、他のところへ。そう、目移りしてしまうくらいここには魅力的な場所がたくさんあるのです。短い時間でしたが思い切り遊びました。
その後は、係のお仕事です。ここでは動物のお世話やお米炊き、ご飯の準備など、交代しながら身の回りのことは自分達で行います。夕飯は、山ほどの野菜を自分達で切ってカレー作りです。更に薪で火を調整しながら大きな釜で自分達で炊いたご飯を合わせて…そんなカレーライスが美味しくないわけがありません!夕飯もお代わりが続出!皆で美味しくいただきました。
お楽しみはまだ続きます。待ちに待ったドラム缶風呂です!ぎゅうぎゅうになりながら皆で外のお風呂に入るのは最高!「火の匂いがする〜!」と、薪の燃やす匂いに包まれながら楽しく入りました。最後は夜の子ども会議です。1日目の係の仕事は片方のチームが行ったので、翌日もう片方のチームがスムーズに仕事ができるよう、大変だった事や注意が必要な事などを共有してくれました。
初日から盛りだくさんの1日目。2日目3日目と、まだまだ楽しいことが続きます。
(サポートスタッフ まちゃ)