子どもキャンプ

GW子どもキャンプ2022(2日目)

2022/04/30

朝6時半!起床の時間です。静かだった宿舎に元気な声が響きます。子どもたちは早く動きたくてウズウズしていたのです。「僕もう起きてた!」「俺は5時から起きてた!」などなど早起き自慢の声も聞こえます。トイレに行き、顔を洗い、着替えをし、体温を計って健康カードに記入していきます。

その後、班のスタッフから、今日の1日の流れを教えてもらいます。今日はみんなが楽しみにしているカヌー体験があります。他にも小学1~3年生はペットボトルロケットの発射、野外料理、4年生以上は釣りがあります。昨日、降っていた雨は止みましたが、風は強く吹いています。「どうなるかなぁ」期待と不安が誰の胸にも浮かびます。

そうこうしているうちに朝食の時間になりました。一人ひとりテーブルに乗ったご飯をもらい、食事をします。テーブルはパーテーションで仕切られていて、お友だちの顔が見られないしおしゃべりできないのが、ちょっぴりさみしい食事です。食事を済ませたら、歯磨きをし、それぞれの集合場所に集まります。

▼小学1年生~3年生:ペットボトルロケットの発射

小学1~3年生は、いよいよ昨日作ったロケットを飛ばす時間です。昨日のパワーアップ宣言通り、どの班も格段にこだわりが詰まっているロケットを持ってきてくれました。昨日はなかった羽がついていたり、星がついていたり、マスキングテープのデコレーションが増えていたり!

1発目から10m超えの記録をたたき出してくれました。水と空気の量を班ごとに考えて、どうすればより遠くに飛んでいくのか試行錯誤していった結果、風も味方して、なんと40mも飛ばすことができた班が!

片付けが終わったら、明日ロケットを飛ばす最後の時間に向けて、ロケットが飛ぶ仕組みについて学ぶ時間です。水と空気のバランスが重要なことがわかりました。明日はもっと遠くまで飛ばせるかな?

▼小学4年生~中学生:釣り①

小学4年生以上は、最初のプログラムは釣りです。まずは釣りのルールや注意事項を聞きます。今回の釣りでは、1番大きな魚を釣った人と1番多く釣った人に、賞がもらえることが伝えられました。さあ、いよいよ釣りの開始です。どこで釣るか班で話し合って決めます。場所が決まったら、竿に巻いてある糸をほどいていきます。

そして針に餌をつけます。今回用意されている餌は、ミミズと練り餌の2種類。ミミズは生きているので針に刺すのが難しく、練り餌は形を作るのが難しい。針に餌を付けたら、糸を水面に垂らして行きます。どんな魚が釣れるかな?みんなドキドキです。

しばらく時間が経ちました。しかし糸はうんともすんとも言いません。「今日は絶対釣れないよー!」という声がちらほら聞かれ、残り時間もわずかになりました。今日は釣れないかな。誰もがそう思った時です。

「釣れたー!」大きな声が釣り場に響きました。残り時間1分で見事に釣り上げました。近くにいる人がみな近寄ります。そしてどんな魚が釣れたのか観察していました。ここで1日目の釣りは終了です。

本日の釣果は1匹。「明日は釣れるかな?」「明日は絶対釣るぞ!」そんな思いをそれぞれの胸に秘め、この日の釣りのプログラムは終了しました。

午前が終わり、みんなお腹ぺこぺこです。この日のお昼ご飯はお弁当。風が強いので外ではなく体育館で食べました。

▼カヌー体験

午後は小学1~3年生はカヌーの時間です。講師の先生からカヌーの乗り方やパドルの持ち方、ライフジャケットの着方などを教えて頂き、スタッフと2人1組でカヌーに乗りました。初めてカヌーに乗るお友だちも多かったですが、ペアのスタッフと協力して一生懸命パドルを漕ぐ姿が印象的でした。カヌーの時間が終わった後、満面の笑顔で「もっとやりたかった!」という声がたくさん上がったのが、カヌーを楽しんでいた何よりの証拠かなと思います。

次は、小学4年生以上の時間です。こちらは、子ども同士のペアでカヌーに乗ります。お友だち同士というのも相まって、声を合わせてパドルを漕ぐ場面が多くみられました。また、カヌーの準備や片付けの場面でもみんなで力を合わせて1つのカヌーを運んだり、使ったカヌーの水抜きをしたりと、高学年らしい頼りがいのある姿が見られました。

▼小学1年生~3年生:野外料理(カレーづくり)

その後、小学1~3年生は野外料理でカレーライス作りです。調理担当は野菜の皮を剥き切ります。班のスタッフから包丁の持ち方や野菜の押さえ方を教わります。「ねこさんの手だよ」みんな一生懸命野菜を切りました。ご飯の用意もします。ご飯を磨ぎ飯盒に水を入れます。教わった水の量を入れていきました。

その頃、かまどでは、かまど担当が火を焚く準備をしていました。スタッフから火の焚き方を教わり薪を組んでいきます。どの班もヒントをもらいながら自分たちで薪を組んでいきました。

鍋と飯盒の準備ができたら、いよいよかまどに置き、マッチで火を付けます。何度かチャレンジし、どの班も火が付きました。そしてお肉、野菜を炒めていきます。火の熱さと煙たさで一人で炒めるのは大変。すぐに「僕が変わるよ!」「次は私が炒めるね!」と声が上がります。



炒めたら煮ていきます。野菜が柔らかくなったら、カレー粉を入れてカレーが完成です。ご飯もきれいに炊けました。おいしそうなカレーとごはんのにおいに、みんな大興奮!いよいよ夕ご飯です。どの班からも「うちの班のが一番美味しい!」と声が上がりました。たくさんあったカレーとごはんをペロリと平らげ、あっというまに空っぽになっていました。

最後に片付けです。使った器材や食器をみんなで協力して洗いました。中にはかまどの掃除をしてくれるお友だちも。最後までよくがんばりました。

▼フリータイム・就寝準備

小学4年生以上は夜の自由時間です。どの班も外に出て、寝そべって夜空を眺めながら星を見たり、怪談話を楽しんだり、探検をしたりと夜の環境を楽しんでいました。また、班を超えて鬼ごっこをするなど、外でできる遊びをみんなで楽しんだりする姿もありました。外に出る前に発射台付きの紙飛行機を作って持っていく班もあり、それぞれの楽しみ方をしていたように思います。

その後はお風呂の時間です。みんなで大きなお風呂は楽しいね!お風呂から上がったら、体を拭いて忘れ物を確認して、宿泊棟へ戻りました。

キャンプ最後の夜は、やることがいっぱいの夜です。歯磨きや就寝準備の他にも、明日の準備に荷物のまとめ。それが終わった班から、カードゲームをしたり、お喋りをしたりして、最後の夜を楽しんでいました。明日の最終日も、楽しもうね!

(プロジェクトメンバー わっさん)

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▼キャンプの動画:小学1年生~3年生の活動の様子

▼キャンプの動画:小学4年生~中学生の活動の様子

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日程:2025年3月28日~30日

場所:千葉県長生郡長柄町

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キッズクラブ:春休みキャンプ
春休み子どもキャンプ

トムソーヤもびっくりの本格的なログハウスでキャンプ!薪で火をおこし、シチューやおやつを作ろう!高い壁を自分の力で登るクライミングウォールにも挑戦!

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日程:2025年2月22日~24日

場所:長野県上田市

対象:小学生・中学生

キッズクラブ:2月連休スキー教室
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保護者の声

親としては子どもが自分の身の回りのことをちゃんとできるか心配しましたが、特に問題もなく本人が楽しく参加できたようなので本当によかったです。
親が離れると不安を感じるタイプだったので、それをクリアさせたいと思い参加しました。最初はかなり緊張した様子でしたが、何回か参加するうちに知っている顔も増え、慣れたようです。
キャンプから帰ってくると、スタッフからキャンプ中の子どもの様子を報告してもらえるのもとても良いと思います。安心して預けています。
キャンプの前に面談があるので、子どものアレルギーのことなどを事前に伝えておくことができたのもよかった。継続して参加していると、昨年できなかったことが今年できるようになったなど成長を感じられます。
スタッフの方から連絡帳で、班長の役目をきちんと務めたことを教えてもらえたのはよかったです。将来大きくなって、今度はスタッフとして関われるようになったら素敵だなと思います。
何度も参加したりして人と人とのつながりができるのが魅力的。何でも不安になりがちな子だったが、一度参加して以来、積極的に次の参加もしたがり、一皮むけた感じがしました。

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