子どもキャンプ

2022年10月「ハロウィンキャンプ」2日目

2022/10/30

あっという間に「ハロウィンキャンプ2022」最終日の2日目!今日も空気が澄み渡り、突き抜けるような青空が広がる爽やかな朝を迎えました。

まずは、退所のために各ログハウスの大掃除から1日が始まります。眠い身体を起こして自分の荷物を片付け、シーツをリネン室に運ぶ係、ほうきで掃く係、アルコール消毒をする係・・・役割を分担して自分たちが過ごしたログハウスをきれいに掃除します。自分の役割を丁寧にこだわって掃除する子。「次はどこの掃除をする?」「手伝おうか?」と声をかけながら掃除する子。班のお友だちと協力しながら一所懸命に掃除する姿があちらこちらで見られました。

きれいになったログハウスとお別れをしたら、次は朝ごはんの時間です。朝ごはんはバイキング形式で、自分が食べたいものを食べられる分だけ盛り付けていただきます。野菜や魚などバランスよく盛り付けてモリモリ食べていました。お腹がすいていたのか、おかわりをする子どもやスタッフが多くみられました。

朝ごはんが終わったら、お待ちかねの「バームクーヘンづくり」!長い竹に生地を塗り、火の上で一層一層丁寧に焼きながら作ります。まずは班ごとにどんなバームクーヘンを作るか考えました。「何層にしようか?」「ふわふわにする?」「周りはカリカリがいいな」など理想のバームクーヘンを目指して、たくさんの意見が聞こえてきます。どんなバームクーヘンができあがるのか、期待に胸が膨らみますね。

目指すべきバームクーヘンが決まったら、生地作り担当と火付け担当に分かれて作業開始!生地作りでは卵とミックス粉、砂糖を混ぜ、牛乳の量を調節しながらちょうどよい硬さになるまでかき混ぜます。ボウルを押さえる人と混ぜる人と役割を分ける班や菜箸を一本ずつ持ってみんなでかき混ぜている班など、声をかけ合いながら協力する姿が見られました。

火付けではスタッフから薪の組み方、火付けのコツを聞いて子どもたちで火を付けます。薪をどう組めば火が付きやすいのか、どのタイミングで薪を足せば火を保てるのか・・・。班のお友だちと相談したり、他の班を参考にしながら挑戦していました。

生地と火の準備が整ったら、バームクーヘンを焼いていきます。竹を回す人、生地を塗る人、火を管理する人・・・班で協力しなければできあがりません。層が重なるにつれ大きくなるバームクーヘン。炊事場がバームクーヘンのにおいでいっぱいになると、いよいよ完成!

できあがったバームクーヘンを切り分け、みんなでいただきます!「丸くできた!」「ふわふわしてる!」と班それぞれのバームクーヘンを味わいました。食べた後はきれいに後片付け。洗い物も炊事場もみんなで協力したらあっという間にピカピカ。2日間のキャンプを通して、チームワークがグッと上がっていました。

お昼ごはんを食べたら、班ごとに2日間のふりかえりをします。キャンプ中にやったこと、それぞれの感じたことを思い出しながら話をしました。楽しかったキャンプが終わってしまうことに寂しい表情を隠せません。

名残惜しい気持ちでいっぱいになりながらキャンプ場とお友だちにお別れし、行きと同様にバスと電車を乗り継いで、門前仲町と錦糸町に帰りました。

2日間とも過ごしやすい天気で、無事にキャンプを終えることができました。1泊2日と短い期間でしたが、仮装作り、ハロウィンパーティー、バームクーヘン作りと様々な体験をすることができました。一緒に楽しく活動できたことを心から嬉しく思います。また、活動でみんなと会える日を楽しみしています。

(サポートスタッフ つなちゃん)

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保護者の声

親としては子どもが自分の身の回りのことをちゃんとできるか心配しましたが、特に問題もなく本人が楽しく参加できたようなので本当によかったです。
親が離れると不安を感じるタイプだったので、それをクリアさせたいと思い参加しました。最初はかなり緊張した様子でしたが、何回か参加するうちに知っている顔も増え、慣れたようです。
キャンプから帰ってくると、スタッフからキャンプ中の子どもの様子を報告してもらえるのもとても良いと思います。安心して預けています。
キャンプの前に面談があるので、子どものアレルギーのことなどを事前に伝えておくことができたのもよかった。継続して参加していると、昨年できなかったことが今年できるようになったなど成長を感じられます。
スタッフの方から連絡帳で、班長の役目をきちんと務めたことを教えてもらえたのはよかったです。将来大きくなって、今度はスタッフとして関われるようになったら素敵だなと思います。
何度も参加したりして人と人とのつながりができるのが魅力的。何でも不安になりがちな子だったが、一度参加して以来、積極的に次の参加もしたがり、一皮むけた感じがしました。

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