2024/05/05
「みんなで作る!子ども村」の3日目が始まりました。今日は、メインのプログラムでは農林業体験と、手打ちうどんを実施しました。農林業体験では、熊手を使い草刈りをしたり、薪割りをしました!
草刈りでは、全身を使って一生懸命草を集めていました。集めた草が子ども村に暮らすヤギさんたちの餌になることを聞き「美味しいご飯をヤギさんに食べてもらうんだー!」とより一層草刈りに気合いが入っていました。草刈り中には、山菜採りもさせていただき、面白い形の山菜に子ども達は興味津々で、すぐにカゴいっぱいの山菜を採ることができました。山菜は次の日の朝に美味しくみんなでいただきました!
一旦お茶を飲んで休憩して、次は薪割りをしました。薪割りでは、大きな斧を使って挑戦!綺麗に薪を割るためには、斧を振り下ろす角度や、姿勢が重要です。子どもたちは、「もう少し下に振り下ろした方が上手くできるよ!」などとお互いにアドバイスしながら挑戦していきます。午前中は汗だくになりながら一生懸命作業した子どもたち。そんな中で食べるお昼ごはんは格別で、最高に美味しかったです。
お昼を食べたら、手打ちうどんをしました。手打ちうどんでは、生地を作る係と、麺を切る係に分かれて作業をしました。生地を作る係の子どもたちは、生地を足で踏んで作ることに驚いていた様子で、「本当に足で踏んでいいの?」と何度も確認し、最初は恐る恐る生地を踏んでいました。慣れてくると「もっと空気を抜かなくちゃ!」と生地を踏む足にも力が入っている様子でした。
麺を切る係の子どもたちは、「いつも食べている位のうどんの細さにしたい!」と、うどんをなるべく細くすることに一生懸命でした。最初は、太かったうどんも、回数を重ねるにつれ、いつも食べているうどんくらいの細さにすることが出来ました。
うどん作りの合間に、子どもたちは体験活動・自然遊びの時間で、クライミングをしたり、犬をなでて癒されたりと思い思いに過ごしていました。「まだ遊びたいよー!」と、全力で遊んでも、まだまだやってみたいことが思いつく子ども達の元気な姿を見ることができました。
うどんは、夕食で手作りのけんちん汁に入れて食べました。うどんはこしがあって、具だくさんのけんちん汁と相性ばっちり!自分たちで苦労して作ったうどんを食べることができて、大満足な夕食になりました。
夕食後は、今回の子ども村で最後のお風呂の時間でした。ドラム缶風呂でゆったり入浴した後に、外に出ると満点の星空が!思わず口が空いてしまうほど綺麗な星空が見え大興奮の子どもたちでした。
お風呂に入った後は、次の日の当番活動の担当や、もっとみんなで楽しく心地よく過ごすためにはどのようにしたら良いか話合う子ども会議を、高学年や中学生の子どもたちが進行を務めて実施しました。
当番活動の担当決めでは、進行役の子どもたちが1つの係に人数が偏りすぎないように、「○○係の人が少し多いから移動してもいいよーって人は教えてね。その代わり明日の朝は○○係をできるように調整するね。」等とみんなが、やりたいことを優先しつつ納得して当番活動ができるように調整してくれていました。
お友だちに当番を譲ったりしている姿を見て、集団生活に慣れてきている様子がわかりました。他には、生活面の目標として、前日に「5分前行動を心がける」という目標を子どもたち自ら掲げていたのですが、その目標を達成するためにどのようなことができたか?をみんなで話し合いました。「みんなに声かけをして時間の意識を持ってもらえるようにしたよ!」「いつもより早く行動するようにしたよ!」等、子どもたちから工夫したことを発表してもらいました。
子ども会議が終わったら就寝に向けて準備をします。「明日は川を探検したいな~。」等と寝る直前でも明日へのワクワクが抑えられない様子でしたが、寝袋に入ったらすぐ眠りについている様子でした。
3日目は、農林業をやったり、うどんを作ったり、と初めての経験をたくさんした1日でした。たくさん挑戦したことを、自信に変えられているといいなと思います。残すは最終日!どんなワクワクが待っているのでしょうか!?
(コアスタッフ なまずん)