2024/05/06
いよいよ「子ども村」も最終日です。最終日の朝も、米炊きと調理の当番の子どもたちは、みんなより少し早く起きて準備を始めていきます。調理当番の子どもたちの中には、初日からずっと続けて担当している子もいて、慣れた手つきで朝ごはんを作ってくれました。みんなで朝の体操し、最後の朝ごはんを食べていきます。
朝ごはんが終わったら、当番活動です。動物のお世話や犬の散歩、畑のお世話などをみんなで協力しながら進めていきます。「本当はこの当番もやりたかったんだ」という声が聞こえてきて、それぞれが作業に熱中していた様子が見られました。その後は、4日間使わせてもらった部屋の片づけや掃除の時間です。寝袋を干したり、掃除機をかけたりして掃除をしていきます。夜が冷え込み、寝袋を1人で二枚使った子もいましたが、素早くみんなで片付けることができました!
掃除が終わったら、体験活動・自然遊びの時間です!このキャンプは4日間とも天候に恵まれ、お日様のもと、体験活動・自然遊びを楽しむことができました。木工工作では、これまで作ってきた作品の最後の仕上げをする子が多く、木屑に塗れながら、想いの込めた作品を作り上げていました。
ウォールクライミングでは、今まで登っていなかった壁の方にチャレンジしている姿がありました。また、「最終日だから、みんなで鬼ごっこしませんか?」と高学年のお友達が提案をしてくれて、現地のスタッフも混ぜ、みんなでケイドロをしました!4日間という長い時間を共にしたからこそ、いろいろな人との関わりが生まれ、素敵なキャンプを過ごすことができました!
体験活動・自然遊びの時間が終わったら、お昼ごはんの時間です。中学生やキャンプに慣れているお兄さんお姉さんが中心となって、「あれがまだおわってないから手伝って!」と、いろいろな子が協力しながら、素早く食事の準備をしました。キャンプ最後のご飯!!いっぱい遊んだ後で、すぐに完食してしまいました!
お昼を食べ終わったら、帰りの身支度を整えます。最後に、子どもたちからの感想を聞いてみると、「最高のうどんを作ることができた」「ゴン太がかわいかった」など、様々な感想があり、「後もう1日欲しかった」という嬉しい言葉も聞こえてきました。
そして、いよいよ現地のスタッフの皆さんともお別れの時間です。「またね!」「また会おうね!」と、別れを惜しみながら、見えなくなる最後まで手を振っている子どもたちの姿がありました。現地スタッフの中に、このキャンプを終えた後、母国に帰ってしまう方がいらっしゃったため、「バイバイ!元気でね!」とみんなで挨拶をしました。
帰りも行きと同じように特急電車に乗り、解散場所の上野駅を目指していきます。車内では疲れて寝ている子や、キャンプで仲良くなった子と静かにお話をしながら過ごしていきました。
普段の子ども村は2泊3日ですが、今回1泊多かったにも関わらず、「もっと遊びたい!」「もっと長く過ごしたい!」という声を、子どもたちからたくさん頂きました。3日間よりもお友達やスタッフとの仲が深まったり、いろいろなことを経験できたりするので、とても充実したキャンプを過ごすことができました!参加してくれたみんなとまた一緒に活動できる時を楽しみにしています!
(コアスタッフ たか)