2015/07/26
夏休み子どもサマーキャンプ2015/長野・森と川のコースの3日目は、今回のキャンプのお楽しみ企画の流しそうめんです!3日目の朝ごはんは、流しそうめんに備えて軽めにします。ちょっとお腹はすくけれど、流しそうめんをたくさん食べるぞ!おっと、忘れてはいけないのは、食事係さんの活躍ぶり。今回も食事係さんは、とってもはやく準備をしてくれました!食事係さんの連携プレーは日に日に上達していきます。ありがとう!食事係さん!!
さあ、ご飯を食べたあとは、いよいよ流しそうめんの準備です!夢職人のキャンプでは、流しそうめんの台から作ります。台の材料は?まるまる一本の、立派な竹!そう、竹から台を作り、そうめんを流します。テレビで見たりする流しそうめんは、とってもきれいに流れて美味しそうなのですが、きちんと流れるように作るのは実はとても大変なのです。みんな、できるかな!?お昼の時間も限られているので、流しそうめんの準備は、手分けをして始めました。高学年は、竹をまっ二つに割って、そうめん台を作ります。低学年は、竹の切れ端で、これまた立派なお箸を作ります。
高学年チームは、なたを使い、竹を割っていきます。これがまた難しい!まっすぐに割らないとコースがグネグネになってしまいます。慎重に慎重に、なたを進めていきます。竹を抑える人と、なたを進める人。この協力がないと、まっすぐなコースはできません。
きれいに竹を割ったあとは、節を取ります。まずは、ハンマーでバンバン割っていきます。そして、のこった節は、小刀で丁寧に削ります。この作業が、そうめんが流れるか、引っかかるかの分かれ目になります。段差ができないように、丁寧に丁寧に。スタッフから、小刀の上手な使い方を教えてもらった高学年は、苦戦しながらも、きれいな台を作り上げます。汗をだらだらにかきながらの作業、お疲れ様でした!
さて、お箸を作る低学年チームはどうでしょうか?お箸作りは、手先の器用さが求められる、とても細かい作業が続きます。そして、意外と竹は固いのです。そーっと、小刀を入れて、優しく、削っていきます。あ!削り過ぎちゃった!なんて失敗もしばしば。でも、そこはうまく、形を整えて、逆に細くて食べやすい形に作り変えて行きます。
高学年の人のお箸もかわりにつくってあげました。みんながいっしょうけんめい作ってくれたお箸は、とても使いやすいと好評でしたよ!上手な人は、竹を丸く削り、くちにあたったときに全然痛くない、まるで売っているお箸のような作品をつくっていました。
高学年チームは、水の流れを入念にチェックしながら、そうめん台をつなげていきます。その間に、長野県の地元でとれた、新鮮な野菜を食べやすいサイズに切り揃えます。「あれ!?ここから水が漏れる!」「もう少し上にして!!」まるで建築現場にいるような、掛け声があちらこちらから聞こえてきます。お野菜を切るチームからは、トントントントンと小気味のいい音が聞こえてきます。
さて、台が完成し、お箸も完成し、あとは、そうめんを流して食べるだけ!なかなかそうめんが素早くて思い通りにつかめない!中には、ゴール地点のざるから直接食べるという強者も!とっても大きなそうめん台でのお昼は大満足でした!
お昼を食べたあとは、フリープログラムの時間です。少年自然の家の周りには、一日では回りきれないほどの大自然が広がっています。フリープログラムでは、各班が好きなところへ行って、虫をとったり、植物を見たり、広場で鬼ごっこをしたりと、とっても楽しい時間をすごしました。
そしてキャンプ最後の夜は、キャンプファイヤー!!毎年恒例となりましたが、今回のキャンプファイヤーも、英語でやりました!感環自然村のみんなは英語がペラペラです。今回は、感環自然村のケンケンと、我らが夢職人の誇るアメリカ人のアリック。そして、高校生、中学生のみんなが中心となってファイヤーチームを作りました。
慣れない英語での、歌や踊りは、とても緊張しましたね!でも大丈夫。言葉はわからなくても、なんとなく気持ちも伝わります。あ、こんな事を伝えたいのかな?と言葉がなくても人の気持がわかるようになった、素敵な時間でした。
空を見上げると、とても明るく輝くおつきさま。東京では、街の光に紛れて、おつきさまの明るさがよくわかりませんが、懐中電灯がなくても平気に歩けるくらい、おつきさまは明るかったです。明日は、いよいよキャンプ最終日。今夜はお友だちとたくさん思い出話ができそうです。
(サポートスタッフ がっちゃん)