子ども村

2019年4月「子ども村」3日目

2019/04/29

さあ、「みんなで作る!子ども村」もあっという間に3日目になりました。今日は、昨日より少しだけ暖かい朝です。子どもたちは、起床時間の6時半にパッチリと目を覚まし、慣れた手付きで身支度を整えることができました。少し早く起きた米炊き当番の子は、早速準備にとりかかります。昨日は手こずっていた薪割りもなんのその、朝から「パコーン!」という木のいい音が響き渡っていました。その後、集合時間にしっかりと集まり、今日は2人のお友だちが前で体操をしてくれました。

朝の会の後は、当番活動です。犬の散歩や動物のお世話、朝食の配膳など、昨夜決めた当番に一生懸命取り組みました。たくさん働いてお腹が空いたところで、朝ごはんです。普段朝ごはんをあまり食べないという子も、みんなで食べると箸が進みます。「自分で炊いたお米だからそのまま食べたい!」と、あえてふりかけをかけないでごはんを食べている子もいました。そして、今日もたくさんおかわりをしました。

朝食の後は、荷物整理と掃除の時間です。前日に荷物をほとんどまとめておいた!と言っている子もいて、「生活」がメインの子ども村で、子どもたちが少しずつ成長しているのを感じました。泊まった部屋だけでなく、廊下や食堂、トイレ、お風呂などを、テキパキと掃除していきました。ピカピカになると、次に泊まりに来る人も気持ちよく使えますね。

そして、子どもたちが楽しみにしていた最後の「自由遊び」の時間です。ぽんた山で走り回ったり、つみきの部屋で巨大タワーを作ったり、丸々2時間工作室にこもって椅子を作ったり、ヤギにひたすら草をあげたり…。好きな遊びを自由に選択して遊ぶことのできる時間がとても多い子ども村。時間を忘れそうになるほど熱中し、最後の自由遊びを思い思いに過ごしました。

最後の昼食は、3日間たくさんのごはんを用意してくださった、ゆみこおばさん特製のピラフです。何回もおかわりをする子が続出し、あっという間にお釜が空っぽになりました。

アンケートを書いたら、帰りの会の時間です。「3日間で特に楽しかったことは?」と質問すると、たくさんの子が手を挙げてくれました。ピザづくり、犬と遊んだこと、動物のお世話をしたこと…。「楽しかったことは全部です!」と答えてくれた子もいました。

最後に現地の職員のお話を聞き、再会を約束してバスに乗り込みました。そして行きと同じように勿来駅から特急電車に乗り、眠りについたり、仲良くなった友だちとゲームをしたりして過ごしました。

今年度1回目の「子ども村」は、平成最後の活動となる記念すべきものになりました。前年度から引き続き参加してくれた子もいて、子どもたちと一緒に「子ども村」の活動を作ってくることができてとても嬉しいです。

次回の「みんなで作る!子ども村」は9月の開催予定です。収穫の秋、今回とはまた違った子ども村になることと思います。再会を約束した現地の職員や動物たちに、またみんなで会いに行きましょう!

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(サポートスタッフ こだちゃん)

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保護者の声

親としては子どもが自分の身の回りのことをちゃんとできるか心配しましたが、特に問題もなく本人が楽しく参加できたようなので本当によかったです。
親が離れると不安を感じるタイプだったので、それをクリアさせたいと思い参加しました。最初はかなり緊張した様子でしたが、何回か参加するうちに知っている顔も増え、慣れたようです。
キャンプから帰ってくると、スタッフからキャンプ中の子どもの様子を報告してもらえるのもとても良いと思います。安心して預けています。
キャンプの前に面談があるので、子どものアレルギーのことなどを事前に伝えておくことができたのもよかった。継続して参加していると、昨年できなかったことが今年できるようになったなど成長を感じられます。
スタッフの方から連絡帳で、班長の役目をきちんと務めたことを教えてもらえたのはよかったです。将来大きくなって、今度はスタッフとして関われるようになったら素敵だなと思います。
何度も参加したりして人と人とのつながりができるのが魅力的。何でも不安になりがちな子だったが、一度参加して以来、積極的に次の参加もしたがり、一皮むけた感じがしました。

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