2019/07/29
あっという間に夏休み子どもサマーキャンプ2019「川と森のコース」の最終日になりました。昨日が盛りだくさんな一日だったからか、起床後はさすがに子どもたちの顔にも疲れが見えていましたが、それでも身支度を進めるうちに、いつも通りの元気な様子が見られるようになりました。
今日は帰る日になるので、大きな荷物をまとめたり、部屋の掃除をしたりする必要があります。みんなテキパキと準備をし、班の友だちと協力しながら部屋の片づけを進めていました。高学年のお友達は共同で使ったトイレや階段、廊下なども掃除をしてくれました。そのおかげで、予定通りの時間に、片付けを終えることができました。朝ごはんも食べて元気いっぱい!最後のプログラムのスタートです。
最終日の午前中は、自然の枝でエンピツ作りです。子どもたちは「自分でエンピツが作れる!」ととっても楽しみにしていました。まずは枝拾いです。感環自然村の方々のガイドの元、散策しながら枝を拾いに行きました。途中でカリンの木ややまゆり、ヒノキの葉っぱなどを紹介してもらい、子どもたちは興味深々でした。また、それぞれ「これがいい!」と、自分が好きな太さや長さの枝を見つけていました。
施設に戻り、いよいよエンピツ作りのスタートです。好きな長さに決めてのこぎりで切り、ドリルで穴をあけてもらい、エンピツの芯を自分で入れます。その後は、ナイフで先端を削っていきます。
2日目に、流しそうめんの準備でナイフの使い方を教わったので、それを思い出しながらみんな上手に切っていました。先端だけ削る子、持ち手も削って真っ白にする子、ところどころに模様を作る子…など、みんな思い思いに作っていて、世界に一つだけのオリジナルのエンピツができました。
その後は班でのふりかえりの時間です。4日間どうだったかな?をみんなでふりかえっていきます。楽しかったこと、嬉しかったこと、難しかったこと…など、自分が感じたことを話していきます。話している中で「あ~そんなこともあったよね!」と話が弾んでいました。このキャンプでこの班で過ごしたこと、大人になっても覚えておいてもらえたら、嬉しいです。
最後の昼食を食べ、いよいよ東京へと帰る時間になりました。たくさんお世話になった感環自然村のスタッフさんともここでお別れです。次に会うのはハロウィンキャンプ!「また来るね!」と言いながら、名残惜しそうにバスに乗り込みました。出発したバスでは、みんな熟睡。初めの休憩場所まですやすやと眠っていました。後半は元気を取り戻し、みんなでバスレクを行い、東京へと到着しました。
今回と全く同じメンバーでキャンプを行なえることは、もうありません。だからこそ、今回の経験が、何か子どもたちの心に残っていることを願うばかりです。また、今回のキャンプでの新しい友達やスタッフとの出会いを大切に、また次の活動でも会えたらいいな、と思います。次の「あそびの達人」やキャンプで、また待ってるよ!
(副理事長 ゆっこ)