2022/09/25
2022年9月「みんなで作る!子ども村」の最終日となりました。前日の天候の影響は全くなく、清々しい朝を迎えました!
早速、昨晩の「子ども会議」で決めた当番に分かれて、朝ご飯の準備をしていきます。米炊き当番の子どもたちは、薪を割ったり、マッチで火をつけたりして釜戸でご飯を炊きました。調理当番の子どもたちは、食材を切ったり、卵を炒めたりしながら朝ごはんの準備をしていきました。朝ご飯前の体操では、昨日までの疲れを感じさせない元気いっぱいな掛け声で、体を動かしました。
朝ごはんが終わったら、動物のお世話や犬の散歩、畑のお世話などをみんなで協力しながら進めていきました。最終日ということで当番活動の後は、部屋の片づけや掃除を行いました。自分たちが使った寝袋を干したり、掃除機をかけたりして掃除をしていきます。また、トイレ掃除や廊下の掃き掃除など、「みんなで使ったところはみんなで片付ける!」という意識の下、自分達で積極的に掃除を行っていました。
掃除が終わったら、自由遊びの時間です!3日間の中でも最高の天気の中でのびのびと遊ぶ事ができました!木工工作では、時間ギリギリまで作品(剣、ナイフや棚など)を作っていました。ウォールクライミングにはリピーターが多く、初日から繰り返し挑戦している子は、スルスルと一番高いところまで登ることができていました。広場では10人くらいの大人数でドッチボールをしました。その他にも、犬のお世話をする子、いろんなロープの上を跳ねたり、ぶら下がったりする子など、子どもたちがそれぞれの遊びを心ゆくまで楽しんでいる様子でした。同じ空間にいた私も、子どもたち自身がやりたい遊び、考えた遊びを行っている姿は見ていて、とても嬉しい気持ちになりました。
自由遊びの時間が終わったら、お昼ごはんの時間です。たくさん遊んだ後でみんな腹ペコな様子でした。口いっぱいにご飯をかきこんで、あっという間に完食していました。おかわりをしている子もたくさんいました。
お昼の後は、帰りの準備、3日間の振り返りを行いました。「ご飯が美味しかった!」「犬とたくさん遊べた!」など、子どもたちから様々な感想を聞きました。「次回は12泊13日くらいで来たい!」と言っている子もいるくらい、もっと遊びたいという子も多かった印象です。
そして、いよいよ現地のスタッフの皆さんや犬のゴンタ、マロンともお別れの時間です。バスに乗り込む前にみんなで集合写真を取りましたが、寂しさと3日間の充実感に溢れる笑顔の子どもたちの姿が見られました。
行きと同じようにバスで勿来駅に向かい、特急電車で東京駅に向かいました。車内では疲れて寝ている子や、キャンプで仲良くなった子と静かにお話をしたり、絵しりとりをして、過ごしました。
7月に引き続き、今年2回目の「子ども村」となりました。台風の影響で開催も危ぶまれたこともありましたが、無事に実施することができて良かったです。子どもたちはなかなかできない体験や遊びを行う事ができ、大満足のキャンプになったかと思います。
これからも夢職人での活動は続いていきますが、「みんなで遊んで、たくさん笑い合える」空間を子どもたちと一緒に作っていきたいと思います。みんなと他の活動でも会える日を待ち遠しく思っています!
(コアスタッフ さいちゃん)