2023/03/27
ついに「春休み子どもキャンプ2023」の最終日、3日目です。3日目の朝も子どもたちは元気いっぱい。起きてからは帰るための荷物整理と3日間お世話になったログハウスの掃除をします。リネンを運んで荷物も外に出して床を拭き掃除したらスタッフのチェックを受けログハウスとはお別れです。
ログハウスを出て朝食を食べたら最後のプログラムであるクラフトを行いました。クラフトでは、キャンプの思い出としてみんなで万年カレンダーを作りました。今回作った万年カレンダーは装飾をした土台の板に粘着フックを取り付けて、そこに子どもたちが書いた月と日にちと曜日のカードをひっかけたものです。
子どもたちが作品を作る部屋に来て、全体での説明を聞いた後、アイデアシートという紙で構想を練りました。「クライミングが楽しかったから板にクライミングの壁を書く!」「ログハウスに泊まったからログハウスは入れたいな」など、どの子も自分がどんなカレンダーを作りたいか真剣に考えてくれてくれました。
アイデアを考えた後は、絵具で色を塗りました。絵具で色を塗るだけでなく、板に絵を描いている子もいました。絵具を塗り終わった後は板にひっかけるカードを書いていきました。カード作りでは数字や曜日を書くときに様々な色を使ったり、フォントをこだわるなど自分だけのカレンダー作りに熱中している様子が見られました。
そのあとは板にビーズやモール、シールなどの装飾品を使って板に飾り付けをしました。ウォールクライミングのホールド(登るためにつかまる突起部分)をアイロンビーズで表現するなど、様々な装飾品を駆使して子どもたちは思い思いに装飾をしていて、完成した作品はどれも個性が輝いていました。実際に家で使ってくれ、見るたびにキャンプを思い出してくれたらうれしいです。
クラフトが終わったら昼食です。キャンプ最後のご飯をもりもり食べたら、班ごとに振り返りです。班のみんなでキャンプ中の楽しかったこと、頑張ったこと、大変だったことなどをお話して振り返っていきました。
全体で集合したら、今回のキャンプで裏方の役割や低学年のお友だちのお手伝いをするなど様々な場面で大活躍してくれていた新中学1年生以上班に感謝状を渡し、さらに、今回のキャンプが小学校最後のキャンプになるお友だちの卒業式を行いました。前に出てきた新中学1年生以上のお友だちはちょっぴり照れた様子で、でもキャンプ中の活躍に誇りを持っているような晴れやかな表情をしているように見えました。
全体集合が終わったらバスと電車を乗り継いでそれぞれの解散場所に向かいます。解散場所ごとに分かれる浜野駅では「また会おうね!」など班が一緒だったお友だちとの別れを惜しむ声が聞こえてきました。それだけ楽しく活動出来たのかなと思います。移動のバスや電車の中では、お友だちやスタッフとたくさんお話をしていたり、知恵の輪と格闘していたり、ぐっすり眠っていたりと様々な過ごし方をして、解散場所に到着しました。
今回のキャンプは、学年最後のキャンプということに加え高学年のお兄さんお姉さんのかっこいい姿がたくさん見られ、5年生以下のお友だちにとって憧れや刺激になったのではないかと思います。4月から新たな学年で輝く子どもたちの姿を見ること、一緒に活動できることを楽しみにしています!
(プロジェクトメンバー みり)