2023/08/09
夏休み子どもサマーキャンプ2023(八ヶ岳で遊ぶ!川と森のコース)の2日目がスタートしました。まだ眠い目をこすりながら、6時半に起床した子どもたち。朝の支度を済ませていくうちに、だんだんと目が覚めてきたようです。
食事係のお友達はみんなより一足先に食堂に行き、朝食の準備をします。「お茶入れてくれる?」「オッケー!」「わたしこっちやるね!」と、うまく役割分担しながら全員分の食事をテーブルに並べてくれていました。お腹いっぱい朝食を食べた後は、川遊びに向けて水着に着替え、忘れ物がないよう念入りに持ち物を準備します。
さあ、いよいよ川へ出発!施設からバスに乗って、川遊びの場所へ向かいます。バスの中では「なんかどんどん登っていく感じがするな、どこまで行くんだろう?」「あ!川が見えてきた!もしかしてあの川に行くのかな?」という声が聞こえてきて、みんな思い思いに川あそびへの期待を寄せている様子でした。
バスを降り、まずは専門指導員としてご協力いただく感環自然村の皆さんとご挨拶します。感環自然村のスタッフさんからライフジャケットの正しい装着の仕方や、安全な川遊びのための注意点などを教わり、早速、川遊び開始!
おそるおそる足を川に入れてみると「うわー!やばい冷た!!」「水めっちゃきれい!」と元気な声が響き渡っていました。最初は浅瀬で生き物を探したり、足の裏から伝わってくる水や岩の感覚を楽しんだりしているお友達が多くみられました。少しずつ慣れてくると、流れのある深場へ行き、川の勢いに身を任せて流れて遊ぶお友達も。
「こんなふうにやってごらん!」と感環自然村のスタッフさんから見本を見せてもらいながらコツを教わります。上手な力の抜き方を習得していくと、身体をぷかぷか浮かせることができるようになり、流れる距離も伸びていきました。のんびりと川のせせらぎに耳をすませてみるのもよし、頭のてっぺんまで浸かってダイナミックに水中へ飛び込んでみるのもよし。それぞれ好きな遊び方で、子どもたちは川の魅力を全身で満喫しているようでした。
ふと気がつくとお腹はペコペコ。お昼ごはんは小高い丘でレジャーシートを敷いてお弁当を食べました。外でみんなで食べるごはんは、より一層おいしく感じます。お腹が満たされたらパワーチャージ完了!
午後は、引き続き川あそびをしました。「もう一回流れたい!」「岩で水をせき止めて温泉つくろう!」「おたまじゃくしいっぱい捕まえたい!」など、やりたいことがどんどんと溢れ出てきていました。雄大な自然の中でたくさん遊び、子どもたちの生き生きとした目の輝きや、キラキラした笑顔がとても印象的でした。
この日は雨が心配されていましたが、川あそび中はほとんど雨も降らず、過ごしやすい気候のもと活動を進めることができました。水の中で長時間身体を動かした分、帰りのバスではお昼寝タイムを取り、しばしの間、身体を休めます。
施設に戻ったら着替えをして、身支度を整えたら夕食です。この日の夕食はみんな大好きハンバーグ!おかわりじゃんけんにも火がつきます。
夕方になると雨が強まってきたため、屋外でのキャンプファイヤーは、室内でのキャンドルサービスにプログラムを変更して実施しました。体育館に集まり、アコーディオンの音色を聴きながら静かに気持ちを落ち着けます。
感環自然村のスタッフさんが、シラカバの木の皮を使って火をおこしてくれました。一人ひとりのろうそくに火を灯します。隣の人から灯りをもらい、隣の人へ灯りをあげて…。ゆらゆら揺らめく炎に照らされ、体育館にはゆったりとした心地よい空間が広がっていました。あたたかく美しいオレンジ色の光を眺めていると自然と気持ちも穏やかになります。
みんなで一斉にろうそくの火に息を吹きかけ、キャンドルサービスを楽しんだ後は、みんなでゲームをしました。英語を使ったゲームや身体を使ったゲームに取り組み、レクリエーションは大盛り上がりでした!
お風呂で疲れを癒し、明日の準備ができたら就寝です。子どもたちにとって、今日という日が心に残る素敵な思い出になってくれていると嬉しいなと思います。ゆっくり寝て、キャンプ後半もみんなで楽しみましょう!
(サポートスタッフ かずみん)