2024/02/25
早いもので2024年2月「菅平高原スキーキャンプ」の最終日になりました。1日目、2日目とたくさんスキーをして疲れているかと思いきや、子どもたちは元気いっぱい!
身支度をしたり、お世話になったお部屋で布団の片付けをしていきます。班の友達と協力しながら取り組んでいきました。朝食を食べたらパワーチャージ完了!各コースごとに最後のスキーへと出発していきました。
スキーが初めて・初級のコースでは、初めてスキーブーツや板を履いたり、初めてスキーを滑ってみたりと、初めてばかりでスタッフにサポートしてもらいながらやっていたことも、3日目になると子どもたち一人でできるようになっていて、サポートとして待っていたスタッフに「先行っちゃうよ〜!」なんて声をかける場面もありました。
昨日と同じコースを滑り、2日間で教わったことをおさらいするようにみんなで列になって滑りました。スキーの時間が終わりに近づくと「まだ滑りたい」という声もあって、とても楽しくスキーができたようでした。
初級のコースでは、 準備体操をした後、 早速リフトに乗って滑りに行きました。リフトも慣れてきたようで、 リフトから降りる際にスムーズに降りることが出来ていました。2日目もすいすい滑ることが出来ていましたが、 3日目はさらに上達して2日目以上にすいすい滑っていました。
途中で先生から教わったターンの練習を挟みつつ、 最後のスキーを楽しみました。 最後の一本が終わり、 インストラクターの先生から総評を頂きました。みんなスキーが上手になったのを実感できて満足そうな表情をしていました。お世話になったインストラクターの先生に最後の挨拶をして、 3日間のスキーを終えました。
中級のコースでは、 最終日の短い時間の中でも昨日とは違うリフトに乗り、違うコースを滑れることに嬉しそうな子どもたちでした。3日目にもなると同じコースの子ども同士の関係もできてきます。一緒にリフト乗ろう!と誘い合う声も聞こえるようになりました。
昨日までに教えてもらったことを踏まえて、「こんな風に滑りたい」という自分なりの理想のイメージができてきた子も増え、1人ひとり試行錯誤しながら滑ろうとする姿が見られました。転んでしまうのもたくさん挑戦している証拠。お互い声を掛け合いながら最後まで楽しく滑っていきました。
上級のコースでは、少しチャレンジできるコースに行きました。「やりたい!」「できるよ!」という子どもたちが少し急な斜面にチャレンジしていきました。スピード、体重のかけ方をうまく調整し、いいチャレンジだったと思います。その後、インストラクターの先生からターンのタイミングのコツを教えてもらい、練習しました。
最後は、森の中の気持ちいいコースを滑って、3日間のスキーは終わりとなりました。子どもたちのスキーの経験は少々バラつきがありましたが、みんなでスキーを一緒に楽しんでいました。
あっというまに最後のスキーが終了となりました。名残惜しさを胸に、ゲレンデを後にしました。昼食を食べ、帰るための着替えを済ませたら、スキーコースごとにふりかえりをする時間になります。
3日間どんなことができたのか、難しかったことは何か、次にチャレンジしたいことは何か…などを、ふりかえりシートに書いたり、お話をしながら整理していきました。みんなそれぞれ、自分自身の成長を感じていたようです。最後に、インストラクターの先生の名前が入った修了証を一人ひとりに手渡し、お互いのがんばりや努力を称え合いました。
出発時間になりました。予定通りバスに乗り込み、東京を目指します。最初の休憩までの区間はみんなぐっすり。楽しかったこと、がんばったことを夢に見ていたのかもしれないですね。
最後は行きと同じくバスレクを行い、楽しい時間を過ごしました。解散場所は雨がふっていましたが、おうちの方の顔を見て子どもたちも一安心。無事に帰路につきました。
このキャンプでの経験が、チャレンジする楽しさや嬉しさを感じたり、自信につながる経験となっていたら嬉しいです。次のスキーはまた来年。その時にまた子どもたちに会えることを楽しみにしています!
(職員 ゆっこ)