2018/08/18
夏休み子どもサマーキャンプ「群馬・山とテントのコース」の2日目です。2日目は、弓矢作り、火おこし、野外料理と盛りだくさんです。「山の天気は変わりやすい」といいますが、幸いお天気にも恵まれました。
キャンプの朝は早い。なんと6時に起床し、7時前から活動開始です。テント・寝袋で過ごすのは初めてという子もいましたが、「よく眠れたよ!」「テント楽しかった〜」という声も聞こえました。そんなお話をしながら、朝の集いに向かいました。朝の集いは、施設に宿泊している他の団体の方々と一緒です。国旗掲揚、ラジオ体操を行いました。各班のプログラム係は、大勢の前で少し恥ずかしそうにしながらも、しっかりお手本となってくれました。朝ごはんを食べた後は、お待ちかねの弓矢作りです。
今回のキャンプでは、自然の竹を使います。とその前に、講師の川口さんからナイフの使い方を教わります。「早く使ってみたいな」とワクワクしている子もいれば、「初めてだからちょっぴり怖いな」とドキドキしている子もいる様子でした。ナイフの正しい使い方を教わったところで、いざ、弓矢作り!まずは、材料となる竹を自分たちで探しました。竹を切るのも、形を整えるのもすべて自分たちの手で行います。早くできた子は、班のお友達にコツを伝えている様子もみられました。
矢が完成した後は、弓の作成に取り掛かります。ここで1日目に教わったロープワークの技術が必要となります。みんな覚えているかなという心配とは裏腹に、上手に結ぶことができました。これで、オリジナルの弓矢が完成です。各々の弓矢を手に、満足げな様子でした。早速、矢を放ってみました。的を狙う練習、全員で一列になり、遠くまで飛ばす練習をしました。遠くまで飛ばせた子から歓声も聞こえ、楽しい時間を過ごしました。
お昼ごはんを食べた後は、もう夜ご飯の準備です。火おこしから行うため、いつもより時間がかかります。今回は、弓切り発火法というつけ方を学びました。火がつくかどうか、チームワークが試される作業です。「1、2、1、2」と声をかけながら、協力して頑張りました。火がついた瞬間の安堵と達成感を得た子どもたちは、とてもいい顔をしていました。
一安心もつかの間、美味しいカレーを食べるべく、かまどの火を維持する係と調理係に分かれます。皮むき、野菜切り、率先して行う様子がどの班でもみられました。薪拾いや火おこしから自分たちで行い完成したカレーは別格だったようです。「野菜ちょっと大きいよ~!」なんてお話する様子もどこか嬉しそうでした。もちろん、片付けも自分たちで行います。施設の方からOKをもらうには、使う前くらい器材を綺麗にしなければいけません。「次こそはOKもらうぞ!」と意気込みながら洗い物をしていました。
そして、就寝の準備を終え、それぞれのテントに戻ります。テントで過ごす最終夜は、肌寒いので温かくしておやすみなさい。プログラム盛りだくさんだった2日目。みんなにとってどんな一日だったのでしょうか。3日目は、弓矢を使ったハンターゲーム、火おこしと昼食作りを行います。
(サポートスタッフ はたちゃん)