当法人では、大切なお子様をお預かりするために、以下のような取り組みを行っています。
他で実施されているキャンプ・体験活動に比べて、当法人の活動ではとても多くのスタッフが引率して活動しています。年齢・学年や活動内容に応じて、4名~8名につき1名のスタッフが子どもグループに付いて活動します。活動の運営準備等に関わるスタッフも含めると、40名の子どもに対して、20名前後のスタッフが一緒に活動しています。
当法人では、全てのスタッフの採用に対して、適性を判断するために複数回の選考を行っています。1日限りや短期間の採用は行わず、長期的かつ継続的な活動が可能なスタッフのみを採用し、定期的に研修・トレーニングを実施しています。子どもたち一人ひとりの気持ちに寄り添うことを大切にし、安全面だけでなく、生活面やコミュニケーションもサポートしています。現在、活動にご参加のご家庭からもスタッフの質について、特に高い評価を頂いております。
活動を実施する際には、企画担当者が中心となり、子どもたちが安全に活動できるように事前に現地の調査(移動ルート、活動場所・施設等)を行なっています。現地では、危険個所や熱中症等を防ぐために日陰になる場所の確認も行うなど、安全・健康にプログラムを実施できるよう取り組んでいます。
プログラム当日の一週間程前には、プログラムに参加する全スタッフが集まり、事前打ち合わせ会を行います。そこで、現地調査をしてきたスタッフから、危険個所や想定される状況とその対応等を共有します。また、スタッフ一人ひとりが安全にプログラムを実施できるよう、行うべきことを考えスタッフ間で共有するなどしています。
活動に参加するスタッフには、消防庁の上級救命救急の取得を推奨し、キャンプ等の宿泊を伴う活動に参加するスタッフは、資格取得を必須としております。キャンプに参加するスタッフは必ず、小児の心肺蘇生、AED、止血法・外傷の応急手当などの指導を受けています。
活動を統括する職員は、体験活動に関するリスクマネジメントを学んでいる有資格者(体験活動セイフティーマネージャー・リーダー、小児救命救急法等)です。事前に事故を未然に防ぐため、活動の計画から本番の現場に至るまで安全面に問題がないか細かくチェックしています。
当法人には、学校教諭、看護師など専門的な知識や技術を持ち、支援を行うスタッフが在籍しています。専門スタッフによる研修を定期的に実施し、直接、活動現場でサポートも行っています。